ガーナの国旗の意味や由来。ガーナの特徴がわかる!

ガーナの国旗-アフリカ旅行・観光- ガーナ

「ガーナの国旗」と聞いて、どんなフラッグをイメージしますか!?日本の国旗はとてもシンプルで覚えやすいものですが、ガーナの国旗は一体どんな意味があって、どんなものなのでしょうか?

ガーナの国旗を詳しくみて行きましょう!

1.ガーナの国旗

Wikipediaによると、

ガーナの国旗( -こっき)は、1957年の独立の際に制定された。

一時、1964年1月1日から1966年2月28日にかけては、別のデザインのものが使われたが、元のデザインに戻された。製作者はテオドシア・オコンである。汎アフリカ色の三色を使用しており、赤は独立の為に流された血を、黄は国の鉱物資源と富を、緑は森林と自然の恩恵を、中央の黒色の星はアフリカの自由を象徴している。

 

とのことです。

少し詳しく見ていきたいと思います。

 

2.ガーナの国旗の意味・由来

ガーナの国旗の意味や由来をしっかり理解していきましょう!

 

 2-1赤いラインの意味【ガーナの国旗】

ガーナの国旗の赤は”独立のために流された血”を意味しています

 

ヨーロッパ人がガーナにやってきた15世紀から奴隷貿易が始まり、

19世紀にはイギリスとの大戦争を経て、イギリスの植民地となったガーナ。

その後、1957年の独立までには多くの戦いがあり、たくさんの血が流されたのです

 

ガーナ独立前の簡単な歴史を振り返ってみましょう。

1947年 「統一ゴールドコースト会議党」設立。ンクルマ事務局長就任。

1949年 ンクルマ上記を離脱。「会議人民党」結成。

1951年 立法議会選挙実施、ンクルマ首相就任。

1954年 選挙において会議人民党勝利

1956年 選挙において会議人民党再び勝利

1957年 ガーナ独立。サハラ以南アフリカの植民地で最初の独立。

 

中央集権的な政権を目指すンクルマに対し、アシャンティ地方が反発し暴動が起こるなど、独立までにたくさんの血が流されました。金の採掘、奴隷貿易などで豊かになった旧王都であるアシャンティ王国は、ガーナが独立するよりも自分たちの王国を復活したかったのでしょう。

 

今ではアフリカで1番平和と言われるガーナでも、独立までの道のりは平和なものではなかったようです

 

 2-2黄色のラインの意味【ガーナの国旗】

かつてゴールドコーストとも呼ばれたガーナは金がとれるということで有名です。金だけでなく、ダイヤモンドやボーキサイトなども多く発掘されます。

ガーナの黄色は豊富な資源を意味しています。

 

ポルトガル人の来航により15世紀から始まった奴隷貿易時代には、黒人奴隷だけでなく金を目当てにヨーロッパ各国が侵略してきました。金を求めるポルトガル人に対して、ガーナは布、金属商品、ビーズ、そして多数の黒人奴隷奴隷(トーゴやベナンから)を輸入品として貿易をしていたそうです

奴隷貿易のイメージは、白人が黒人を売りさばいているイメージがありますが、黒人が黒人を捕まえて売りさばいたり、黒人を黒人が買ったりと、ビジネスとして奴隷貿易が成り立っていた時代でした。

その後は、オランダ、イギリス、スウェーデン、デンマークなどの各国が金をもとめてガーナを訪れます。

ヨーロッパ各国の目的は「金」です。しかし、「金」の場所はガーナ人しか知らなかったそうで、決してヨーロッパ人が奴隷を連れてきて金の採掘をやらせていたわけではありません。ヨーロッパ人は「金」の採掘場所には近づけなかったそうです。ここで栄えたのがアシャンティ王国金の採掘から輸出、ガーナ国内での奴隷の調達などヨーロッパ各国を相手にビジネスを展開し、王国を繁栄させていったのです。クマシ周辺には、オブアシ、アハフォなど有名な金の鉱山がたくさんあり、アシャンティ王国が金の権利を独占していたそうです。

そんな金で有名なガーナも最近は、中国人の金の違法採掘に悩まされています。いたるところで中国人が違法採掘を繰り返しており、国家的な大問題となっています。

 

 2-3緑のラインの意味【ガーナの国旗】

豊かな自然や緑を象徴するのが、ガーナ国旗の緑。

地方によってさまざまな顔をみせるガーナ。とても緑豊かな国です。

 

特に、東のボルタ州は緑あふれる場所です。有名なウリの滝周辺には大きな熱帯雨林が広がっていたり、ガーナ最高峰の山アファジャト山周辺には、たくさんの滝や森で覆われています。

アフリカと聞くと、砂漠や乾いた大地を想像する人も多いかと思いますが、モンキーサンクチュアリーやナショナルパークなどもたくさんあるガーナはとても緑あふれる国です。

サハラ砂漠に近く、ガーナ北部には行くとまた違ったガーナの雰囲気を味わうこともできます。ガーナの南部と北部では、生息している植物や動物も違うので、幅広い自然を感じることができる国です。

 

 2-4黒い星の意味【ガーナの国旗】

黒い星は反植民地主義のアフリカ開放と独立のシンボルとして描かれて、「希望と栄誉の黒い星」と呼ばれていて、アフリカの自由の象徴です

 

ガーナの国民的な人気スポーツはサッカーですが、ガーナのナショナルチームの愛称も、「ブラックスター」と呼ばれていて、ガーナの国旗から名付けられているのです。

 

3.近年のガーナの国旗を振り返ってみる

現在のガーナの国旗に至るまで、紆余曲折ありました。

アシャンティ王国時代から、近代ガーナまでの国旗の歴史を振り返ります。

 

3-1 ガーナの国旗【アシャンティ王国時代】

 

アシャンティ王国国旗

 

現アシャンティ州あたりで栄えたアシャンティ王国。

当時は、ガーナ国内だけでなく、現在のガーナ周辺国まで領土を広げていました。

奴隷貿易、金の輸出で栄えた王国。

 

 

3-2 ガーナの国旗【ゴールドコースト時代1867-1957】

 

ゴールドコースト国旗

 

1867年からイギリスの統治下で栄えたゴールドコースト。

イギリス人たちにとってのゴールドラッシュだったわけです。

 

3-3 ガーナの国旗【1958-1961時代】

 

ガーナ旧国旗1

 

1958年から1961年の間に、Union of Independent Africa Statesと呼ばれ、ガーナ、ギニアで連盟を作っていた時代の国旗。

この時期には、ガーナとギニアの2国で構成されていたので、真ん中の星が二つみたいです。

 

3-4 ガーナの国旗【1961-1964時代】

 

ガーナ旧国旗

 

1961年から1964年の間に、Union of Africa Statesで使われていた国旗。

マリが連盟に加盟したことを機に、Union of Independent Africa StatesからUnion of Africa Statesに名前も変更され、国旗も変更したそうです。星が3つになりましたね。

 

 

3-5 ガーナの国旗【1964-1966時代】

 

ガーナ旧国旗

 

現在の国旗になる前の国旗。

Union of Africa Statesの解散時期に使われていたみたいです。

 

4.ガーナの国旗と似ている国旗

色鮮やかなガーナの国旗ですが、世界中にはガーナと似た国旗を使っている国がたくさんあります。

特にアフリカの国旗は、緑、赤、黄色を使った国が多いので今回は、ガーナと似た国旗をご紹介

 

 

4-1.ガーナとにてる国旗【カメルーン】

 

カメルーン国旗

 

色使いはガーナとほとんど一緒!

大きな違いは、真ん中のスターの色ですかね。ブラックスターのガーナとは違って、黄色の星をあしらっています。

 

ガーナの横縞に対して、カメルーンは縦縞。色の並びも若干違いますね。

 

4-2.ガーナとにてる国旗【セネガル】

 

セネガル国旗

これまた同じ色使いの国旗。こちらはセネガルです縦ラインの緑、黄、赤で、真ん中のスターは緑

縦縞から横縞になれば、ガーナかセネガルか区別がつかなくなってしまいそうですね!

 

セネガルは縦縞。ガーナは横縞。と覚えておきましょう!

 

4-3.ガーナとにてる国旗【ギニアビサウ】

 

ギニアビサウ国旗

 

国旗に入っている要素とカラーはガーナと一緒。

ギニアビサウの国旗も、赤は独立のために流された血を、黄色は地下資源や太陽を、緑は農産物や実りや希望を表すようです。色使いと要素はガーナとほぼ一緒です。

要素の配置は違いますが、意味や由来もほぼ一緒ですね。

 

ひとつだけ意味が違うのは、黒い星の意味。これは首都ビサウの位置を示しています。

見た目の区別はしやすいですね。

 

5.ガーナの国旗まとめ

アフリカの国旗は、緑、赤、黄色など派手な色のカラーを使った国が多い印象があるかと思いますが、ガーナの国旗に見るようにしっかりと意味が込められているのですね。

 

ガーナの国旗は、横縞の緑、赤、黄色で真ん中にブラックスター!

これでおぼえておけば完璧でしょう!