ナイジェリアの治安って実際どうなの?【ナイジェリアに住んだ経験から】

ナイジェリアの治安-アフリカ旅行・観光- ナイジェリア

治安が悪い悪いといわれるナイジェリア。実際の治安はどんな感じなのでしょうか。ナイジェリアに2ヶ月住んだ経験からナイジェリアの治安事情を見ていきたいと思います。

 

1.2ヶ月住んで感じたナイジェリアの治安事情

私が2ヶ月間滞在したのは首都アブジャ。中心部から少し離れた郊外の集落クブワ(Kbuwa)に住んでいました。仕事の関係でほぼ毎日アブジャの中心部に移動したり、ローカルのバー、クラブ、レストランに行ったり、週末は知人の農村部を訪ねにいったり、経済の中心であるラゴスに行ったりというような行動をとっていました。

その中で、幸いにも危険な目にあったことは一度もなかったです

「ナイジェリアは治安が悪い!」というイメージだけが先行しすぎているようにも感じられました。とはいえ、ここはアフリカです。なにがおこるかわからないし、日本の常識やルールはまったく通用しません。まったくの予備知識なしに、ナイジェリアを訪れると確実に犯罪やトラブルに巻き込まれるでしょう。

私が収集した情報と実体験をもとに、できる限りの治安情報を公開するので、ぜひナイジェリア渡航の際には参考にしてみてください。

ナイジェリアの治安

 

2.外務省が発表するナイジェリアの治安レベル

まず、日本の外務省が公表しているナイジェリアの治安レベルですが、

全ての地域がレベル2以上!!レベル3、4の地域もいっぱいあります。

レベル2:不要不急の渡航はやめてください。

レベル3:渡航はやめてください(渡航中止勧告)

レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)

というような状況です。

 

首都のアブジャには日本の大使館やJICAのオフィスがあるのですが、アブジャの中心部の外(第2リングロードの外)に行くときは警官を帯同させるとのことです。

(※詳しいアブジャの情報はこちら)

ちなみに、私が暮らしていたクブワ(Kubwa)はおもっきり第2リングロードの外!w

ナイジェリアの治安

 

3.犯罪から見るナイジェリアの治安事情

ナイジェリアで主流な犯罪の状況を把握しましょう。

どういう犯罪がおこっているかを事前に知っておくことで、犯罪を予想できたり、どういう対処がいいのかを理解しておきましょう。

 

ひったくり

都市部だったり、道路を歩くときは特に注意しましょう。

バイクに乗って背後から襲ってくるケースが多いです。道沿いを歩くときは、しっかり歩道側にカバンを持って歩きましょう。バイクだけでなく、ひったくって走って逃げて行くケースもあります。彼らは足早いし、道をしってるし、まわりは黒人だらけなので誰に取られたかもわからなくなっちゃいます。

ひったくりに合わないような格好、用心をしましょう。

 

強盗

富裕層を狙った強盗はとても多いです。拳銃を突きつけられ、金品を要求されるケースも多いとのこと。むやみに暗い路地や狭い道を歩かないようにしましょう。

外国人である私たちは完全に彼らのターゲットになるので、お金を持ってなさそうな格好をするのはもちろん、身の回りには最新の注意を払って行動することが大切です。

危ないかも!?と少しでも思ったらすぎ避難。

 

空き巣

ナイジェリアの家やホテルの前にはガードマンがいたり、玄関や窓にはバーグラー(鉄格子)をつけている所がほとんどです。空き巣被害の多さが伺えます。

スタッフを装い、ホテルに空き巣が入るケースもあるので、一瞬たりとも鍵を閉め忘れたりすることのないように気をつけましょう。

 

置き引き

日本だと荷物を置いていても無くなることは滅多にないですよね。

電車に忘れた携帯が駅に届いているとか、なくしたもがみつかるケースは多いかと思います。ナイジェリアではそういったことは一切ないと考えてもいいでしょう。

少しでも自分の荷物から目を離したら危険!と思って置きましょう。

 

スリ

都市部の人混みとかローカルのマーケットなどでは気をつけましょう。誰かに話しかけられ、離している隙に財布が抜かれる。話しかけてきた人と財布を抜いた人は仲間だった。なんてことも頻繁にあります。

出歩くときはしっかりカバンのファスナーを締める!日本みたいに、お尻に財布、スマホ入れて歩いていたら一瞬ですられますよ。

 

恐喝

ナイフを突きつけられたり、拳銃を突きつけられたり。。

実際に斬りかかられたり、拳銃を発砲されるケースもあるので、絶対に抵抗しないでください

 

詐欺

ナイジェリアはいろんな形の詐欺が多いです。みんな口がすごくうまい印象があります。ビジネス的な詐欺も多く、だまされるケースもとても多いとのことです。

地元の知識がない私たちは騙されやすいということをまず頭に入れておいてください。現地の相場感や文化をわかっていない私たちは格好のターゲットなのです。

 

テロ

ナイジェリアで一番有名なのがボコ・ハラム。

ナイジェリアの東部を中心に活動しているみたいですが、組織の全体像が不明なため、いつどこでなにを起こすか検討もつきません。

ショッピングセンター、ホテル、人混み、モスクなどはテロが起こるリスクが高いので気をつけましょう

 

銃犯罪

ナイジェリアは銃犯罪が多いです。

恐喝に使われるだけでなく、警官を発砲して逃走したり、個人間トラブルで発砲したり。。

個人的な話ですが、私の滞在していた家には大きな鍵付きのゲートがあり、出入りする時には鍵を開けないといけませんでした。その時、すごく急いでいて、一刻も早く家をでないといけなかった私は(同居人が寝ていて起きなく、鍵があけれなかった。)、ゲートのそばをよじ登って外出しました。

あとで帰ってきた時、

「近所の人に不審者と思われて撃ち殺される可能性もあったぞ!」と。

銃の所持は違法ですが、護身用、トラブル対策に所持している人も結構多いみたいです。

銃犯罪にはご用心。

 

人さらい

ボコ・ハラムの影響もあってか、ナイジェリアでは人さらいも結構多いです。民族、言語、文化も非常に多く、いろんな黒人文化が混ざり合っているナイジェリア。初対面のときは、ナイジェリア人同士でも互いに警戒しあっているくらい誰が何を考えているかわかりません。

車を襲撃されて拉致されることもあるみたいで、特に陸路での長距離の移動には気をつけましょう