ナイジェリア人ってどんな人?【ナイジェリア人と暮らした経験から】

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「ナイジェリア人は危ない!」というイメージをもっている人も多いのではないでしょうか?実際日本でも犯罪を起こしているナイジェリア人もいたり、六本木にいる黒人の大半はナイジェリア人だったりします。ナイジェリア人はどんな人達なんでしょうか?ナイジェリアでナイジェリア人と2カ月暮らし、仕事を共にした経験から考えてみます。

1.ナイジェリア人ってどんな民族?

ナイジェリアの人口は今や2億人!(2019年)2050年には4億を突破するといわれるほど人口爆発がすごい国です。そりゃ2億人もいたら悪い人の一人や二人なんて必ずいますよね。アフリカ大陸総人口の1/4〜1/5がナイジェリア人なわけです。日本にいる黒人のナイジェリア人比率が高いのも頷けますよね。

民族/部族も250以上。国土も日本の2.5倍。宗教もイスラム、キリスト、土着宗教など多種多様。

カメルーン、ベナンをまたいでナイジェリア周辺でいろんな部族が暮らしています。いまだに民族間の衝突や争いも多々あるのだとか。

「ナイジェリア人=〇〇だ!」とは決して言えませんね。

顔つきや雰囲気も違います。日本人の私たちにはぱっとみただけで、”〇〇族”だ””●●方面の人だ”なんて区別はまったくつきませんが、ナイジェリア人同士だとある程度わかるみたいです。

 

1-1ナイジェリア人の性格

単一民族である日本人にも様々な性格の人がいるように、ナイジェリア人も多種多様。とはいえ、日本人は几帳面。真面目。礼儀正しい。というように、ナイジェリア人もベーシックな特徴はやはりあります。

基本的にはみんな明るくて、おしゃべり好きで陽気な人が多いです。アフリカ人の陽気で明るいイメージはナイジェリア人も一緒ですね。同じ西アフリカ英語圏のガーナと比較すると、底抜けにフレンドリーだったり、誰でもきさくに話しかけてくる感じではありません。そりゃそうですよね。2億人も人口がいて、民族紛争もいまだにあって、都市化も進んでいる分いろんな危険も多い。ナイジェリア人同士でも知らない人は警戒するものです。いざ知り合いに、友達になってしまえばガーナ人とかわらずみんな気さくで陽気な人たちですよ。

 

1-2ナイジェリア人の生活スタイル

アフリカの特徴=みんな朝は早い。

特に農村部に住んでいる人はめちゃくちゃ早いです。鶏やヤギが泣き出す4,5時くらいから起きて活動を開始し出します。この辺はアフリカ諸国で共通ではないでしょうか。

私がナイジェリアに来て驚いたのは、都市部に住んでいるナイジェリア人はわりと先進国の人っぽい生活の人もいる。ということです。めちゃくちゃ朝が早いわけでなく、8時くらいに起きたり午前中はゆっくり家で過ごす。という人も結構いたのが意外でした。ラゴス、アブジャなどはとても都市化が進んでいるのでライフスタイルも先進国の現代人と似たスタイルの人も増えているのだなーと実感。

 

1-3ナイジェリア人の好きな料理

ナイジェリア料理とえいば、ナマズ!

「1日に100万匹消費するんだぜ!」と初めて聞いたときは、「嘘だろ。」と思っていましたが、本当でした。街の至る所にナマズの屋台が。BBQスタイルとペペスープスタイルが王道の食べ方。かなり淡白で身が引き締まっているのでめちゃ美味しいんです。味付けはおきまりのスパイシーテイスト。結構辛いですが病みつきになります。

そのほかにもおいしいナイジェリアフードがたくさんあるので、気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください。

 

1-4ナイジェリア人の好きな音楽

なんといってもアフロビーツ。今世界的にも流行っているアフロビーツはここナイジェリアから生まれました。アフロビーツのレジェンドとも言われる”フェラ・クティ”はナイジェリアでも大人気のアーティスト。今は息子の”フェミ・クティ”がナイジェリアのアフロビーツ界を引っ張っています。ラゴスには”Afrika Shrine”というフェラ・クティが作った伝説のクラブがあって、ナイジェリア人だけでなく観光客でも賑わっています。

最近では、アフロビーツをルーツとした、ハイライフ・ヒップライフが若者の間ではとても人気で、世界的なアーティストも数多く輩出しているナイジェリア。音楽シーンはとても盛り上がっています。

 

1-5ナイジェリア人の宗教

キリスト教とイスラム教で95%以上と大半を占めていて、あとは地域の土着宗教、伝統宗教が主流です。街中には立派なモスクや教会をたくさんみることができます。

もちろんキリスト教の中でもプロテスタント、カトリックがあったり、イスラム教でも宗派がわかれています。同じ宗教内でも、通っている教会によって信仰の仕方が違っていたり、一括りに「〇〇教!」とカテゴライズできないのがナイジェリア。

また、北部はイスラム教が多く、西部はキリスト教が多かったりと地理的な要因も宗教に影響していたりします。

 

2.日本で有名なナイジェリア人

次にナイジェリア人と日本人の関係をみていきましょう。

 

2-1.日本にいる黒人の大半はナイジェリア人!?

「東京界隈にいる黒人の大半はナイジェリア人だ!」

という話をちらほら聞いたりします。これはあながち間違っていないのですが、それもそのはず。アフリカ大陸の中でも2億人いるナイジェリア人なので、アフリカ人の中でナイジェリア人である確率は圧倒的に高くなりますよね。アフリカの人口が約12億なので、6人に1人はナイジェリア人。

ナイジェリアは経済も発展していて富裕層も多かったり、ビジネスに積極的な人も多いので当然海外に進出する割合も他のアフリカ諸国に比べて多くなります。ナイジェリア人の中でも、特にイボ族はビジネスに貪欲で、ナイジェリア国内はもちろん世界中あちこちに進出しています。

 

2-2.有名なナイジェリア人タレント

タレントで一番有名なナイジェリア人といえばボビー・オロゴンさんではないでしょうか。

「さんまのSUPERからくりTV」から一躍人気となりましたよね。当時私もTVでみていたのをよく覚えています。今ではビジネスも色々と成功されて豪邸に住んでるなんて話もよく聞きます。弟のアンディー・オロゴンさんもそうですが、兄弟そろって格闘家としても活躍されていました。

ナイジェリア人の父を持つ有名なスポーツ選手にオコエ瑠偉選手もいます!

 

3.ナイジェリア人と暮らしてみて

2018年の年末にナイジェリア人とナイジェリア・アブジャで2ヶ月ほど共同生活をしていました。同じビジネスプロジェクトメンバーであるナイジェリア人の方の家で、ホームステイのような形で生活をした経験から感じたことをご紹介できればと思います。

 

家族付き合いの多いナイジェリア人

アフリカ人の特徴の一つでもある、家族を大事にする文化はナイジェリアでも健在です。2ヶ月の滞在でしたが、親戚の人が訪ねてきて1週間滞在したり、週末には親戚を訪ねに行ったりと、血縁関係の付き合いがとても活発でした。

私はガーナ人・ナイジェリア人との共同生活の経験しかありませんが、家族というコミュニティーの絆が強く、最低限の安心・安全が保証されているからこそアフリカの人たちの明るさ、幸福度につながっているんだなと感じさせられます。

 

4.ナイジェリア人と仕事をしてみて

ナイジェリア現地で仕事をしたのは2ヶ月ですが、プロジェクトを通じて約半年近くナイジェリア人とコミュニケーションをとりながら仕事をしていました。その時の経験から感じたことをご紹介できればと思います。

 

4-1.ナイジェリア人もアフリカンタイム

「アフリカの人は時間にルーズだ。」という話はよく聞くかと思いますが、ナイジェリア人も基本的には一緒です。とはいえ、海外経験が長かったり、海外で仕事をしている方も多いのでナイジェリア人でも時間にきっちりした人は結構多かったりします。仕事をする相手のバックグランドや性格などを把握した上で仕事を進めるとリスク回避や行動パターンが予測しやすいかなーと思います。

 

4-2.良くも悪くもも楽観的

これはアフリカの方ほぼ全員に共通して言えることのような気がします。

なにかビジネスを仕掛ける上で、夢とかビジョンを語るのは上手いですし、前向きでポジティンブな意見が多いのでとてもいいなと感じることが多いです。反面、計画性に乏しかったり、中長期的な考え方があまりできないことが多い印象を受けます。

未来に対しての不安が先行するよりは、ポジティブになんでも挑戦できる楽観的なところは魅力的なのですが、具体的なアクションプラン、戦略性などが伴っていないと、想いだけで終わってしまうことも多く、良し悪しだなーと感じさせられることが多かったです。という意味では、緻密で細かく真面目な日本人の気質と、アフリカの豪快で底抜けなポジティブさがうまく融合すれば、いい仕事をしかけることができる可能性も大いにあるんではないかなーとも思ったりします。

 

 

5.ナイジェリア人と遊んでみて

バー、クラブ、スポーツ、ダンス、などなど色々な遊びをナイジェリアの方と共にしました。もちろん人によって趣味・趣向は違うので一概には言えませんが、共通していえそうなことをピックアップしてみます。

 

5-1.ノリがいいナイジェリア人

アフリカの方はノリがよく、陽気なイメージがあるかと思います。ナイジェリア人もばっちりそのイメージ通り。

とはいえ、誰振り構わず陽気に絡んでくる感じではないです。私はガーナとナイジェリアの経験がほとんどですが、ガーナだとみんな陽気に気さくに話しかけてくることが多かったのですが、ナイジェリアの方は初対面は割とクールで、様子をうかがっているような印象を受けることが多かったです。一度仲良くなるとさすがアフリカの文化、めちゃくちゃノリが良くて、とても仲良く気さくに接してくれますよ。

 

5-2.ナイジェリア人はエンタメが大好き

”ラゴスはアフリカのハリウッド、ニューヨークだ!”といわれることもあるくらい、エンタメが充実しています。音楽、ダンス、コメディー、アート、映画などなど盛りだくさん。世界的に有名なアーティストも多数輩出していたり、ローカルレベルでエンタメを楽しむ土壌が整っています。

ローカルのバー、ラウンジにいけば、コメディアンがたくさんいるし、ダンサーのショーケース、アーティストのライブなどなど夢見る若者たちが毎日パフォーマンスをしています。小学生の小さい子供でも、夜中のバーでダンスをしてチップを稼いでいたり、オーディエンスのブーイングや拍手喝采を日々浴び続けて芸を磨いている姿はとてもパワフルで、たくましさをとても感じます。間違いなくこれからもエンタメ分野は伸びていくだろうなと感じさせられます。

 

6.ナイジェリア人まとめ

 

・ナイジェリア人は本当にいろんな人がいる

・エンタメが大好き

・ビジネスマインドが強い人が多い

というような印象ではないでしょうか。

2億人の中からみんな這い上がろうと必死なので、当然ビジネスマインドは強いです。たくましくないといきていけない環境なのです。一方でエンタメも大好きで、アフリカの文化を牽引している彼らのスタイルはとても魅力的です。

とはいえ、一概に「ナイジェリア人はこうだ!!」とは絶対言えないので、その人個人の良さをしっかりみてあげることが大事だと思うので、参考程度にしていただけるといいのかなと思っています!